簸上清酒は、シンガポールで開催された国際酒品評会「シンガポール酒チャレンジ2024」で「七冠馬 純米大吟醸」が金賞を受賞しました。

世界中に日本酒ファンが増えつつある現在、東南アジアにおける情報発信地であり、金融や貿易、物流など、国際ビジネスの拠点として注目されるシンガポールの日本酒市場も拡大を続けています。これを契機に、シンガポールへの輸出や現地での日本酒イベントへの参加に積極的に取り組み、現地の皆様に弊社のお酒をお楽しみいただけるよう尽力してまいります。

▼審査員のコメント

《テイスティングノート》

澄み切った味わいとビロードのような滑らかな舌触りが広がり、ライチやマスカット、酸味のあるさくらんぼのような華やかな香りが広がる。後味はキレがあり、わずかな渋みがアクセントになっている。（※弊社による訳）

《フードペアリング提案》

揚げ出し豆腐、牛肉河粉（ビーフ・ホーファン）、フィッシュ＆チップス

【原文】
｜Aroma Profile:

・First Nose: Medium aroma, with notes of green apples, tart cherries, peach, rasins

・Second Nose: Reduced aroma, with notes of straw, lactic, dried apricot, banana

｜Tasting Profile:
・Sweetness: Light
・Acidity: Medium
・Umami: Medium
・Dryness: Full

｜Full Tasting notes:
Sake is clean, with medium and velvety texture. Medium strength of palate notes of lychee, muscat, tart cherries. Sakes has a clean and dry finish with noticeable astringency.

｜Food Pairing Suggestions:
Agedashi tofu, beef hor fun (with wok hey), fish and chips

▼受賞商品情報

商品名	七冠馬 純米大吟醸
参考小売価格	720ml：3,300円（税込） 1800ml：6,600円（税込）
分類	純米大吟醸
原料米	島根県産佐香錦100%
精米歩合	40%
アルコール度数	17%
商品特長	爽やかなマスカット系の香りとほのかな甘みが楽しめる純米大吟醸です。 使用する酒米「佐香錦」は、島根県が開発したオリジナルの酒造好適米です。その名前は、出雲市にある酒造りの神様「久斯之神（くすのかみ）」を祀る「佐香神社」に由来します。 日本酒発祥の地と言われ、この「佐香」という言葉は「酒」の語源とも言われています。 この「佐香錦」を、厳選し時間をかけて丁寧に磨き、醸しました。フルーティでありながらすっきりとした味わいは白ワインを彷彿とさせ、日本酒にあまりなじみのない方でも美味しく飲んでいただけます。 お薦めの飲み方＆ペアリング：香りを楽しみながらすっきりと飲めるように冷酒がおすすめです。刺身などの王道の料理はもちろん、魚介のカルパッチョなど洋風のテイストも相性がいいと思います。

▼酒チャレンジとは

「酒ソムリエ協会 – Sake Sommelier Academy®」（本部：イギリス・ロンドン）が、日本酒を世界に広め、新しい市場に進出する機会を創出する目的で、毎年世界各国を対象に開催している品評会。開催地の嗜好や市場に日本酒がいかにマッチするかを重視し、「酒とローカルを結ぶ」ことを目的に実施されています。

各地で現役として活躍する日本酒の「酒ソムリエ」資格保持者が味と品質の審査を行ないます。香りや味わいだけでなく、現地の料理との相性も評価ポイントになるため、現地の市場に受け入れてもらえるかどうかを知るきっかけとなる品評会です。

これまでに、ロンドン、ミラノ、ボルドー、ルクセンブルク、東京、シンガポールで開催されています。

▼シンガポール酒チャレンジとは

2023年にアジア圏で初開催され、今年で第2回目の開催となる国際的な日本酒品評会。

「シンガポール酒チャレンジ2024」は2024年10月6日（日）に開催され、シンガポール内外から集まった33人の審査員が、味と品質を国際的視点で審査。出品酒の色や光沢、香り、味わい、それらのプロファイルと余韻のハーモニー、ローカル料理との相性の良さをもとにした全般的評価を行い、プラチナ賞、金賞、銀賞、銅賞が選出されました。