2026酒造年度の酒造りが始まりました
2026.10.17
10月13日、簸上清酒では2026酒造年度の酒造りが始まりました。
この日は午前中に佐香神社の例祭に参列し、午後からは蔵で洗米作業を行いました。
佐香神社で酒造りや五穀豊穣を祈願

10月13日の午前中、酒造りの神様を祀る佐香神社(松尾神社)の例祭に参列しました。
島根県出雲市に鎮座する佐香神社は、奈良時代に編纂された『出雲国風土記』に、「多くの神々がこの地に集まり、酒を醸し、長き宴を開いた」と記されていることから、酒造り発祥の地として知られています。
毎年10月13日に例祭が執り行われ、酒造りや五穀豊穣を祈ります。
弊社も、今期の酒造りの安全と良酒醸造を祈願しました。

いよいよ今期の酒造りがスタート

醸造祈願を終えた午後、蔵では今期最初の洗米作業が始まりました。
日本酒造りにおいて、お米を磨く「精米」、洗う「洗米」、水を吸収させる「浸漬」、蒸し上げる「蒸米」という一連の工程は「原料処理」と呼ばれ、お酒の味わいを左右する重要な工程です。
中でも、弊社の杜氏・高橋が特に大切にしているのが、洗米に続く「浸漬」の工程です。

浸漬では、お米にどれだけ水を吸収させるかによって、その後の蒸米の仕上がりが変わります。さらに、蒸米の出来は麹造りや醪(もろみ)の管理にも大きく影響します。絶妙な吸水具合が、美味しいお酒を造る肝になってきます。
米の品種や精米歩合、その年の米の状態によって、適切な浸漬時間は異なります。吸水具合や浸漬時間を細かく記録・管理しながらも、同じ品種・精米歩合でも、全て同じ出来上がりになるわけではないので、最後の20秒ぐらいは杜氏自身の判断で見極めています。
こうした一つひとつの工程への細やかなこだわりが、簸上清酒の酒造りを支えています。


杜氏からのメッセージ

今年は全国新酒鑑評会での金賞受賞、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)でのGold受賞と、国内外で評価をいただき、大変嬉しい結果となりました。
今回の受賞を励みに、簸上清酒らしいお酒を皆様にお届けできるよう、蔵人一丸となって真摯に酒造りに向き合いたいと思います。
今期の簸上清酒のお酒も、どうぞ楽しみにお待ちください。